一年ぽっきりオランダ生活

一年だけオランダに住んでる日本人女子学生(休学中)が日々を綴るよ〜

デルフト(Delft)で芸術を感じる

 

お久しぶりです!

 

5月月末にかけて忙しく、なかなか更新ができませんでした!

 

溜まってた分を挽回しますね😊

 

先週末に一泊二日のオランダ国内旅行へ行ってきたのでその話です✨

 

行き先は「Delft(デルフト)」

 

聞いたことがある人も多いのでは!?

 

ここは私の前知識によるとフェルメールとデルフトブルーが有名なところです!

 

調べてもそんな感じのことばっかりでした(笑)

 

ここに決めた理由は宿泊する友人宅がデルフトに近いから!それだけです!前から行きたかったのもあるけどね!

 

〜そんなこんなで土曜日、朝〜

 

寝坊する(9時起床)

 

予定では7時に起きて9時には家を出るつもりだったのに!なぜ私は前日夜に小説を読み漁り寝落ちした上で寝坊したのか!

 

でもまぁ友達と待ち合わせのないひとり旅の日でよかった(笑)

 

さっさと朝食済ませて出発の準備をすればいいのに、前日から「明日の朝はパネンクックンを作るんだ…!」という強い意志が勝ったらしく律儀に作る。いつもフレークにミルクなのにね、なんで。

 

できた

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見た目よし!

 

作ってる最中にミルクを足したり小麦粉足したりして最終的に一番上のいい感じに収まってるけど下の方は酷いです(笑)

 

このパネンクックン(pannenkoeken)が私の大好物で、前のホストマザーに作ってもらってから自分で作ってはたまーに食べてます(笑)

 

作り方はめちゃくちゃ簡単なのでみなさんもトライしてみてください!失敗したのは単に私の料理力が足りないだけです!

 

荷造りもしてなかったので詰め詰め、もう泊まり旅行も数回目なので書きなぐったリスト通りにぽいぽいリュックに詰める。

 

チャリで片道20分で駅へ、チャージをする〜!

 

オランダの鉄道料金が高いせいで毎回チャージしてるよ!ほんと高いと思います!

 

途中でインターシティ(IC:急行)に乗り換えたらまさかの大混雑で立ちました。つらいなぁ。

 

乗り換えも難なく済ませ、着きました!デルフト!

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綺麗な感じの駅舎ですね!

 

中はこんな感じ

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最近リニューアルしたらしくすでに芸術を垣間見る

 

そんなこんなでとりあえず電車内のWi-Fiを駆使して行きたい所を探す。(あらかじめ探しておきなさい)

 

行きたい所リスト

 

 

に収まったのでとりあえず一番営業時間が短いフェルメールセンター目指して歩く!

 

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まちがきれい

 

奥に見えるのは新教会(Niuwe Kerk)

 

マーケットに難なく遭遇!

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土曜日は骨董市だそうで、デルフトブルーの陶器や骨董品がずらり。眺めながら歩くのが楽しい。


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木靴(klomp)だ!!!こちらもマーケットにて。めっちゃ欲しいんだけど荷物になるし持って帰れる自信がないのでいつも諦める😭

 

そんでマーケットの裏の川を覗いたらいた
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ハクチョウ?

 

ハクチョウにしか見えないけどもしかしたら違うかもしれないのでわかる人いたら教えてください。普通に繁華街の川にいた。

 

さっきから鐘がバンバンなってるしめちゃくちゃ見えるのでその新教会目指して歩く!

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途中で見つけた青い心臓。ここがデルフトの中心らしい。デルフトブルーにかけての青色なんだろうね。

 

市庁舎
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現在も使われているらしい。なんてかわいいんだ。日本の真四角を知っているから驚きしかない。しかもガチの馬車も停まってた。やべー!

 

新教会
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市庁舎の反対側に佇む。

 

でっかいんです。オランダで二番めに高い塔らしい。一番めはユトレヒト(Utrecht)のドム塔。

 

めちゃさっきから鐘がなってるすげぇ〜!ここの鐘は他のよりも短いような感じがする

 

その広場

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広場を囲うようにお店がずらり。今日泊まる子達にお土産にチーズを買って行こうかな、って覗いたけどアムステルダムにもあるチーズ屋さんばかりだったので諦める。

 

フェルメールセンター
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日本語あるじゃん。観光客が多いんだろうなぁ。

 

ここはフェルメールが生涯のほぼ全てを過ごした土地デルフト。フェルメールの作品が全て飾られています!複製だけどね!

 

入館料は通常€9をミュージアムカードの提示で音声ガイド付き€7に割引!

 

チケット
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有名な「耳飾りをつけた少女」の絵柄入り入館チケットをもらう。

 

音声ガイドに日本語があるらしいと何処かで聞いたけど、なかったので英語版をもらう。

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実は音声ガイドは初めて。どきどき。

 

そのまえにロッカーに荷物を預けてお手洗いへ。

 

写真撮影OKだ!わーい!

f:id:nlgorogoro:20180607144043j:image???????!!!???!?!?!?

 

今日イチ焦る。

 

SDカードを入れ直したらちゃんと治ったのでよかった!HDDにバックアップを取っておいてよかった。これからも怠らないでおこう。

 

そしてチケットがない。いやいやいや、さっきもらったばっかりだしポッケにいれたし、まじ?

 

と探し回る。全てのポッケとロッカーももう一度開けて、リュックの中まで。ないー!!!!

 

最後の砦、トイレ。

 

あった。

 

よかった、私の後におばちゃん入ってたけどガン無視してくれたようだ。

 

内部
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ずらーっっと。

 

音声ガイドを聴きながら鑑賞してたけど、これは私には早すぎたようだ。

 

英語の音声の意味はわかるんだけど集中しすぎて絵も理解も入ってこない。時間もない。

 

これからは私の感性だけで美術館巡りをしようと誓った。

 

フェルメールセンター3階の展示物にあったデルフト焼き

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カレイかな、ヒラメかな。

 

全ての作品が原寸大で見れました!あとはフェルメールの画法などの説明も!いろんな言語対応で新教会など中心部にも近いのでおススメです!

 

フェルメールセンターを出てプリンセスホフミュージアムを目指し、マーケットを横目に歩く。たのしー

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こういう街並みはみんな好きだろう、私も好きだ。水と共に生きる。

 

プリンセスホフミュージアム
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手前の女性のジャケットがいい味だしてる。

 

ここはミュージアムカードで入場フリーで入りました!

 

受付のおじちゃんが早口で何かを問いかけてきて「え???なに???」って戸惑ってたらいきなり「チャイニーズ?ジャパニーズ」ってめちゃ怒り気味に聞いてきた。

 

わからなかったのはごめんなさいだけど中国人か日本人だとわかるならもっとゆっくりはっきりしゃべってくれてもいいじゃないの。とほほ。

 

でもそんな簡単な質問関係も答えられないのか私。自分に悲しくなる。

 

そもそもこのおじちゃん顔が怖くてあまり行きたくなかった窓口だったのだ。となりのねぇちゃんがよかったのだ。オランダの美術館のいかつい男性に関わらないと決めた。

 

展示物

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槍とかいろいろ

 

こういうのはテンション上がるに限ります。

 

世界地図で見つけた日本
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北海道がナイ

 

集合絵
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これには驚く

 

油絵で、このでっかいキャンパスに、大人数の絵を描く。今だったら写真見ながら顔の細部を観察できるけど、この時期にこの人数の顔を一気に把握するのは難しいのでは?と考えると画家はすごい。すごいのだ。と感じる。

 

しかもこの時期が大体江戸時代より前の戦国時代あたりにあたる絵なんですよね、織田信長と同年代か…

 

デルフト焼き
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お気に入り。中国を真似ているらしい。

 

なにがって?

 

みてくれ
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この顔。

 

ツボだ。

 

一通り見終わって出口へ向かう階段
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めちゃくちゃ螺旋階段

 

美術館自体が歴史ある建物なので私なんかがここを歩いて大丈夫なのかとドキドキ、しかもめっちゃ降りた。

 

ほかにも銃弾の跡やオランダ王室にまつわる絵まで様々。歴史と人物絵が多かったですね!

 

プリンセスホフミュージアムはすごく満足しました!またじっくり見たいなぁという感想!広い!!!

 

住宅地

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素晴らしくかわいい

 

日本食屋さんのメニュー
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“Panko Ebi”

 

舌平目とか枝豆とかは完璧なのにエビフライはなぜこうなった。もう少し頑張って欲しい。

 

東門
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中心から住宅地を歩くこと10分程度で門へ。

 

ひっそり隠れるように佇むその姿は私の言葉で言わせると「かわいい(圧倒的語彙力の欠如)」

 

そこから駅方面へ歩くこと5分程度でショッピングゾーンへ!

 

さすがデルフト、店はなんでもあるね!

 

家ように洗剤とかを買っておこうかなって探したけど明日の行き先がデン・ハーグで今は旅行中ということを思い出し退散!(オランダではおっきい町以外は日曜日基本店は閉まってる)

 

スーパーで手土産に(私の食べたい)チーズとワインとナッツのつまみを購入!

 

ワインは迷ったけどfair tradeの文字が入ったワインを購入。最近はこういうのにとても弱い。

 

友達の寝床はバスで20分くらい。初めてのバスでドキドキ。

 

バス来た!

 

しかし待っていた停留所に来ない。隣の停留所に止まる。

 

さすがオランダクオリティだ!5メートルくらい歩いて飛び乗って電車と同じov-chipkkardをピッっとしてすぐ発車!

 

始発だけど乗客開始もギリギリと来た!こりゃまいったな!

 

日本でもバスにいい思い出がなく、オランダでもやはり怖いので路線図を何度も確認し、自分の降りる停留所までドキドキしながら待つ。

 

景色も住宅地から小さい集落、放牧地の田園風景と姿を変える。

 

来た!「STOP!」ボタンを押す!

 

んっ!光らない(そもそもボタンが普通のプラスチックのボタン)し、音も出ない!ん?押されたのか?

 

心配になって3、4回押しておく

 

バス停が見えて、友達も手を振る!わーい!

 

腰を上げて止まるのを待つ。

 

ブーン

 

通り過ぎた。

 

まてまてまてまて

 

急いで運転手にストップ!!ストップー!ボタン押したー!って泣きついて下ろしてもらう。

 

そいえば私の後ろに座ってた姉ちゃんもおんなじ感じで降りてたなぁと思い出す。

 

そして多分私もねえぇちゃんと同じボタンを押した。

 

あのボタン壊れてたのでは…そう願っておく。だって私めっちゃ押したもん!!!(譲らない)

 

友達と合流して晩餐!いろんなお話が聞けて楽しかった〜!ありがとう!!!!

 

ということでバスに呪われたデルフト旅行でした〜

 

日曜日のデン・ハーグ編も続く